2011年02月26日

『ウォール・ストリート』レビュー

『ウォール・ストリート』
原題:Wall Street: Money Never Sleeps
製作国:2010年アメリカ
上映時間:133分
映倫区分:G
監督:オリバー・ストーン
脚本:アレン・ローブ

キャスト:
マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリン、キャリー・マリガン、
イーライ・ウォラック、スーザン・サランドン、フランク・ランジェラ、チャーリー・シーン

レビュー(☆☆)

『お金で買えないものはない』 By ホリエもん(≡ ̄♀ ̄≡)

確かに(-。-)

お金があれば、大抵のものは手に入れることができる。

欲しいものは何でも買えるし、
自分が望む時間に、好きな場所で、
イヤな人間に会う事もなく
自分の好きなものに囲まれて、
やりたい事だけをすることができる。

あぁ、金だ、金が欲しい(;´Д`)
と、言って早朝からジャンポ宝くじ売り場の前に並んではいけない。

そんな暇があるなら、仕事しろって!!( ̄□ ̄;!!

しかし、残念ながら一生懸命に働いたからといって
お金が増えない世の中になった。


『ウォール・ストリート』はオリバー・ストーン監督&
マイケル・ダグラス主演による名作「ウォール街」の23年ぶりの続編。

物語は、23年前の前作「ウォール街」で、
「金を持っている奴が強いんだよ」と
庶民の顔を札束で往復ビンタするような(そんなシーンはない)、
ダークなカリスマぶりが魅力だったマイケル・ダグラス演じる
投資家ゲッコー・ゴードンが、8年の刑期を終えて出所するシーンから始まる。



今から23年前の1980年代後半は、日本でも東京都の山手線内側の
土地の価格でアメリカ全土が買えるというほど、日本の土地価格は高騰した
バブル経済の頃。


例えば、オイラが246を車で走っていると

ワンレン、ボディコンで眉毛が太い(笑)おねーちゃんが、
夜の六本木では人が溢れタクシーがつかまらないため、
246の3車線の真ん中まで出てきて、タクシーと間違えて
オイラの車に突進してくるので、オイラは何度も、
人をはねそうになったりして、大変だった(ーー;)


一番、覚えているのが、ある晴れた日曜日に
車で都内を走っていたら、小型飛行機が飛んでいて、
その飛行機が急にスモークを出して、宙返りをして
何かの記号みたいな”絵”を大空に描いていた。

で、その記号っていうのが、フジテレビの
目玉に毛が3本みたいなマークだった( ̄□ ̄;!!

金がうなる程あった頃のおとぎ話のようなホントの話(笑)



話を映画に戻すと、強欲の権化だったゲッコーが、
サブプライムで詐欺的な金融商品バラまいた、
強欲の象徴である『ウォール・ストリート』で
どんなふうに、大暴れしてくれるのか期待したが、
意外にも、話は一人娘との関係の修復を切望する
いい人になっているではないか( ̄□ ̄)

涙ぐんだりして、刑務所に入って丸くなったか(ё_ё)

しかし、やはり一度、マネーゲームに身を投じたものは
ゲームから降りる事はできない。
後半は「さすがゲッコー!そうでなくちゃ!!」
という展開になるが『ウォール・ストリート』には、
前作「ウォール街」のようなパワーが足りないように思える。

それは、現実が映画を超えてしまったからかもしれない。


現実のウォール街の強欲どもは、人の命を金に換えている。
(詳しくはコチラ


リーマンショック以来、失業者は増え、
給料は下がる一方。
景気もどんどんが悪くなっている。

って言ってるのは、庶民だけで、
金持ちはドンドン金が増えている。

なぜか?
お金持ちは、お金が減らない(増え続ける)
庶民が絶対に知る事ができない”ある法則”を知っているからだ。

↓その”ある法則”については、メルマガで(笑)







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映画批評(やや辛口)
   
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『金さえあれば、何でも買える。
  金さえあれば、何でもできる。
   だけど、買えない”真心”だけは〜♪』
[ビートルズの”can't buy me love”の日本語歌詞パージョンの引用]


これもまた真実( ̄ε ̄)
”真心”の代わりに人それぞれ、違う言葉になるが、、、、。


金では買えないものが、世の中にたくさんあった頃がなつかしいね。

もちろん、オイラは”それ”をいくつか持っているが、
金で買えるものは、あまり持っていない。Σ┌(_∀_;)┐ ギャフンッ!




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Posted by アイスH at 10:02 │☆☆レビュー