2011年01月25日

『トロン レガシー』レビュー

『トロン レガシー』
原題:Tron: Legacy
監督: ジョセフ・コジンスキー
製作国: 2010年アメリカ
映画配給:ディズニー
上映時間: 125分
カテゴリー:SFアドベンチャー
脚本: エディ・キツイツ、アダム・ホロビッツ
撮影:クラウディオ・ミランダ
音楽:ダフト・パンク
映倫区分: G
上映方式:3Dのみ
キャスト:ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、オリビア・ワイルド、マイケル・シーン

レビュー(☆☆)

前回の映画レビューが11月14日ってことは、
2ヶ月以上も映画館で映画を観ていないことになる。

忙しかったこともあるが、この2ヶ月間それほど観たいと
思う映画がなかったからだ。

ちょっと後悔したのが、「悪人」を見逃したことくらいかな( ̄ε ̄)

と、油断していたら、先週あたりから観たい映画が
次々にと押し寄せて来るではないか( ̄□ ̄;!!

で、まずは気になる映画『トロン レガシー』から片付けていこう。

この映画は1982年にディズニーが世界初のデジタル・コンピュータ・グラフィックスを
導入して制作したSFアドベンチャー「トロン」の続編。

前作の「トロン」は、テレビで断片的に観たことがあるだけで、
古い昔のテレビゲームみたいな映画くらいの印象しかないし、
特に観たいと思わなかったんだけど、ディズニーが過去の遺産を引っ張り出して、
最新のテクノロジーで続編を作るからには、何かがあると気になって観に行った。
しかも、3Dのみの上映っていうのもちょっと気になったし( ̄ε ̄)

ビジュアル的には、かっこいいのかもしれないが、イマイチ乗れない。
実際、前半のバイクのゲームのところとか、最近のCGと一味違うが
何か古臭く感じる( ̄^ ̄;)ウーン

何故か?
物語がゲームの世界の話なんで仕方がないのかもしれないが、
最新のCGで作られた映像も、なんだか昔のゲーセンのゲームを無理やり
3Dに起こし直したようで、なんかちっともワクワクしない。
話も陳腐だし。。。

スゲー忙しいのに、2時間も他人がやっているゲームを無理やり
見させられたような気分だった。
観終わった直後は。

しかし、昨日、マクドナルドである光景を目にして、『トロン レガシー』の世界が
今の現実のメタファーに思えて、ちょっと怖くなった。

それは昨日の夕方の4時頃に、パソコンで一仕事しようとマクドナルドに入ると
小学校の4年生くらいの男の子4人が、マックの店内のフロアに座り込んで
DSだがPSPだかをやっていた。

そのマクドナルドはWiFiで通信できる店だったので、彼らはネットワークゲームを
やっていたと思う。

オイラは、心の中で『クソガキどもが、外で遊べ!』と思いながらコーヒーを買って
ボックス席でPCを広げて、2時間近く仕事をして、バッテリーがなくなったので、
帰ろうとしたら、さっきのガキどもの仲間が10人くらい増えて、
彼らは、無言でネットワークでつながったバーチャルの世界に入り込んでいた。

オイラは
『(ノ゜0゜)ノ .オオォォォォォォォーこれはまるでトロンの世界ではないか』と思った。

奴ら(ガキども)は、すでにゲーム業界に完全に洗脳されて、バーチャルな世界に
取り込まれて、勉強もなんの努力もしないでゲームに興じ、
せっせとゲーム業界に金を払い続け、
一生無駄な時間を費やして虚構の世界の中で生きていくのだ。
トロンのプレーヤーのように(@_@)
勝手な妄想だが。。。

昭和なオイラは、声を大にして言いたい。

『ガキどもよ!!子供は風の子!元気な子!』(笑)
『ゲームを捨てよ!外に出よう!』w
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トロン:レガシー オリジナル・サウンドトラック
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ゲーム嫌いのオイラは、さらに妄想した。

もし、これがゲーム業界だけではなく、フリーメーソンだか、
世界征服を企む悪の秘密結社だか、ショッカーだか、鷹の爪団だかが計画した
新しい形の奴隷制度だったら。。。

つまり、世界征服の道のりはこうだ。

エキサイティングなゲームでドーパミンが脳の中にドバドバ⇒ゲーム依存⇒洗脳完了⇒
洗脳された子供は勉強もたいしたスキルも身につけない⇒低学歴⇒低所得⇒
楽しみはゲームやインターネットのバーチャル世界⇒
なんの疑問も持たずにせっせと、ゲーム代とネット通信費を払い続ける。

一方”悪の秘密結社”のご子息はガリ勉して高学歴、高スキルを身につける⇒
今のグーグルみたいなイノベーター企業で、既に洗脳済みの奴隷から
金を吸い上げる新しくて刺激的なシステムを構築して、誰にも気づかれずに
世界を支配する。

おお、コワ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル…
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Posted by アイスH at 11:55│Comments(0)映画レビュー
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