2010年08月14日
『トイ・ストーリー3』3D 日本語吹き替え版レビュー
『トイ・ストーリー3』
原題: Toy Story 3
製作国: 2010年アメリカ映画
カテゴリー:アニメーション、
上映時間: 103分
監督:リー・アンクリッチ
上映方式: 2D/3D
声のキャスト(吹き替え版):
唐沢寿明、所ジョージ、小野賢章、小宮和枝、きゃさりん、日下由美、辻萬長、三ツ矢雄二、大塚周夫、永井一郎、松金よね子、他
レビュー(☆☆☆☆☆)
”モノには魂が宿る”とオイラは思う。
誰か大切な人からプレゼントされたモノには、思い出とか、想いが宿っている。
子供の頃に、大切にしていたオモチャだってそうだ。
息子が3、4歳の頃、彼は毎晩、枕元に並べて大切なオモチャたちと眠っていた。
だいぶ前の話だが、新聞の投書欄にそんなエピソードの投書を読んだ。
投書したのは、小学校低学年の兄弟の母親で、長年乗っていた車が古くなったので、新車を買い替える時の話だった。
新車が来る朝、幼い兄弟たちは、古い車(たしかマーチ)にしがみついて、泣きながら別れを惜しんだという。
そのマーチは、彼らが生まれた時から、彼らと一緒に行動していた仲間の様なものだったのかもしれない。
その投稿を読んだ当時、車の開発に携わっていたいたオイラは、
『オイラが作っているのは、ただのモノでははいのだ』となんだかジーン…(〃´-`〃)ときてしまった。
その投書を読んでから数ヶ月後に、その後日談というか、たぶん別の話なのだろうが、新聞の投書欄にこんな話が載っていた。
ある中古車を買った女性が、車の掃除をしていた時に車のバックシートの隙間から手紙を見つけて、新聞に投書した。
その手紙は、幼い字で、マーチと一緒にいろんな所に行った思い出や、感謝のことばが綴られていて、
「別れるのは辛いけど、次に乗る人に大切にしてもらってね」というようなことが書いてあった。
その新しいマーチのオーナーは、彼らの為にも大切に乗ろうと思ったと書いてあった。
たぶん前の兄弟の話とは、関係のない話かもしれないが、オイラは
『なんて、せつなくて、いい話なんだ。。(┯_┯) ウルウル…』と思った。
『トイ・ストーリー3』もそんな切ない別れの話だ。
『トイ・ストーリー3』は、2D版、3D 版の両方あるが、子供が3Dで観たいというので、日本語吹き替え版をMOVIX橋本で観た。
正直オイラは、3Dが苦手だ。(;´Д`)メガネの上から、3Dメガネを掛けると、その重みで眉間のあたりがムズムズしてくる。
しかし、MOVIX橋本の3Dメガネは進化していた┗@-@┛
3Dメガネには、ヒモとストッパーが付いていて、頭の大きさに合わせて、ストッパーでヒモを留める仕組みになっていて、
オイラのメガネの上から掛けても疲れないし、眉間のあたりがムズムズもなくグー(・∀・)b
1作目の『トイ・ストーリー』は、フルCGアニメの先駆けとなった作品で、名作である。
『トイ・ストーリー3』は、それから10年後の話で、オモチャたちの持ち主であるアンディは17歳になっていて、
おもちゃと遊ぶことは、もう、しなくなっていて、もうすぐ大学に進学しようとしている。
アンディは大学に入学で引っ越すため、お気に入りだったカウボーイ人形のウッディだけを持っていき、
バズをはじめとする他のおもちゃたちを屋根裏にしまうことを決めるが、手違いから、他のオモチャたちは、
ゴミ収集車に乗せられそうになったあげく、託児所「サニーサイド」に寄付されてしまう。
しかし、その託児所は、オモチャたちにとっては、地獄のような場所だった。
ウッディは、仲間たちを救うべく、行動するが。。。。。
2作目から11年たったこの続編は、脚本も緻密に練られていて、映画のテーマにブレがなく、ムダなシーンなど
1カットもないほどの完成度だ。
ビジュアル的にも、あえて最新技術を抑え、旧シリーズと同じ質感に仕上げたというが、3Dで観るとあまりにも
計算つくされたオモチャたちの視点(世界)に入り込んでしまった。
あと、ニューキャラのケンが笑える。特にクラブではなく、ディスコと言われていた時代の人は爆笑ものだ。
もし、『トイ・ストーリー』『トイ・ストーリー2』を観ていないなら、DVDでチェックをおすすめする。
前作を観た方が、三つ目の宇宙人たちの『神さま〜』の意味が判って、なお爆笑ものだから。(´∇`)
子供向けアニメなどと侮ってはいけない
ワクワク、ドキドキ、ハラハラの冒険と、何があっても前向きに行動する勇気と、最期の切ない別れに、
子供よりも大人の方が心を揺すぶられるだろう。
まぎれもなく傑作である。
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原題: Toy Story 3
製作国: 2010年アメリカ映画
カテゴリー:アニメーション、
上映時間: 103分
監督:リー・アンクリッチ
上映方式: 2D/3D
声のキャスト(吹き替え版):
唐沢寿明、所ジョージ、小野賢章、小宮和枝、きゃさりん、日下由美、辻萬長、三ツ矢雄二、大塚周夫、永井一郎、松金よね子、他
レビュー(☆☆☆☆☆)
”モノには魂が宿る”とオイラは思う。
誰か大切な人からプレゼントされたモノには、思い出とか、想いが宿っている。
子供の頃に、大切にしていたオモチャだってそうだ。
息子が3、4歳の頃、彼は毎晩、枕元に並べて大切なオモチャたちと眠っていた。
だいぶ前の話だが、新聞の投書欄にそんなエピソードの投書を読んだ。
投書したのは、小学校低学年の兄弟の母親で、長年乗っていた車が古くなったので、新車を買い替える時の話だった。
新車が来る朝、幼い兄弟たちは、古い車(たしかマーチ)にしがみついて、泣きながら別れを惜しんだという。
そのマーチは、彼らが生まれた時から、彼らと一緒に行動していた仲間の様なものだったのかもしれない。
その投稿を読んだ当時、車の開発に携わっていたいたオイラは、
『オイラが作っているのは、ただのモノでははいのだ』となんだかジーン…(〃´-`〃)ときてしまった。
その投書を読んでから数ヶ月後に、その後日談というか、たぶん別の話なのだろうが、新聞の投書欄にこんな話が載っていた。
ある中古車を買った女性が、車の掃除をしていた時に車のバックシートの隙間から手紙を見つけて、新聞に投書した。
その手紙は、幼い字で、マーチと一緒にいろんな所に行った思い出や、感謝のことばが綴られていて、
「別れるのは辛いけど、次に乗る人に大切にしてもらってね」というようなことが書いてあった。
その新しいマーチのオーナーは、彼らの為にも大切に乗ろうと思ったと書いてあった。
たぶん前の兄弟の話とは、関係のない話かもしれないが、オイラは
『なんて、せつなくて、いい話なんだ。。(┯_┯) ウルウル…』と思った。
『トイ・ストーリー3』もそんな切ない別れの話だ。
『トイ・ストーリー3』は、2D版、3D 版の両方あるが、子供が3Dで観たいというので、日本語吹き替え版をMOVIX橋本で観た。
正直オイラは、3Dが苦手だ。(;´Д`)メガネの上から、3Dメガネを掛けると、その重みで眉間のあたりがムズムズしてくる。
しかし、MOVIX橋本の3Dメガネは進化していた┗@-@┛
3Dメガネには、ヒモとストッパーが付いていて、頭の大きさに合わせて、ストッパーでヒモを留める仕組みになっていて、
オイラのメガネの上から掛けても疲れないし、眉間のあたりがムズムズもなくグー(・∀・)b
1作目の『トイ・ストーリー』は、フルCGアニメの先駆けとなった作品で、名作である。
『トイ・ストーリー3』は、それから10年後の話で、オモチャたちの持ち主であるアンディは17歳になっていて、
おもちゃと遊ぶことは、もう、しなくなっていて、もうすぐ大学に進学しようとしている。
アンディは大学に入学で引っ越すため、お気に入りだったカウボーイ人形のウッディだけを持っていき、
バズをはじめとする他のおもちゃたちを屋根裏にしまうことを決めるが、手違いから、他のオモチャたちは、
ゴミ収集車に乗せられそうになったあげく、託児所「サニーサイド」に寄付されてしまう。
しかし、その託児所は、オモチャたちにとっては、地獄のような場所だった。
ウッディは、仲間たちを救うべく、行動するが。。。。。
2作目から11年たったこの続編は、脚本も緻密に練られていて、映画のテーマにブレがなく、ムダなシーンなど
1カットもないほどの完成度だ。
ビジュアル的にも、あえて最新技術を抑え、旧シリーズと同じ質感に仕上げたというが、3Dで観るとあまりにも
計算つくされたオモチャたちの視点(世界)に入り込んでしまった。
あと、ニューキャラのケンが笑える。特にクラブではなく、ディスコと言われていた時代の人は爆笑ものだ。
もし、『トイ・ストーリー』『トイ・ストーリー2』を観ていないなら、DVDでチェックをおすすめする。
前作を観た方が、三つ目の宇宙人たちの『神さま〜』の意味が判って、なお爆笑ものだから。(´∇`)
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子供よりも大人の方が心を揺すぶられるだろう。
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Posted by アイスH at 12:00
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