2013年06月16日

『オブリビオン』レビュー

『オブリビオン』
原題 OBLIVION
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 124分

上映方式 2D

<スタッフ>
監督 ジョセフ・コシンスキー
製作総指揮 デイヴ・モリソン 、ジェシー・バーガー 、ジャスティン・スプリンガー
原作ジョセフ・コシンスキー
脚本カール・ガイダシェク 、マイケル・デブライン

<キャスト>
トム・クルーズ
オルガ・キュリレンコ
モーガン・フリーマン
アンドレア・ライズブロー
ニコライ・コスター=ワルドウ
メリッサ・レオ

レビュー☆☆☆☆

時々奇妙な夢をみる。

夢の中でオイラは、見知らぬ街にいる。

その街は、どこか故郷の街にも似ているが、

一度も訪れたこともない街だ。

でも、そこには夢の中にしかいない昔からの友達がいて

夢の中にしかない生活がある。

夢の中のその街はいつも夜だ。

海辺の対岸に別の街の光がぼんやりと見える。

夢の中の出来事は、特に何かが起きる訳ではないが

朝、目覚めた後、ぼーっとしながら、

『また、あの街の夢。。。』かと思う。


夢の記憶の中にあるその街にオイラは何度も訪れている。



最近の脳科学の研究の結果、

人間の記憶というのは、脳の中に格納された断片的な記憶を

脳が勝手に再構築して実際の出来事とは違うストーリーを

創り出しているらしいことが判って来た。


オイラの夢の中の街も、オイラの経験や記憶を脳が勝手に

再構築しているだけかもしれない。

でも、夢で見る夜の街は確実にオイラの夢の中に存在する街だ。




2077年の地球の空には、エイリアンの攻撃で壊滅された月が浮かんでいる。

ジャック(トム・クルーズ)は、妻ヴィクトリアと共に、

高度1000mの上空のガラス張りの基地に暮らして

地球を監視する任務をしている。

ジャックはいつも奇妙な夢みる。

夢には必ず見知らぬ女が現れる。

心の奥底に何か澱のような、ぼんやりとした感情に襲われるが

それが何なのか彼には判らない。

ジャックも妻も、任務の前に記憶を消されている。

あと2週間の任務が完了すれば、土星の衛生に移住できることになっている。


任務の期限が近づいたある日、地上に宇宙船が墜落する。

墜落現場に調査に向かったジャックは、スリープポッドに眠る女を発見する。

彼女は時折、ジャックの夢に出てきた女だった。。。。。。


なんの予備知識も持たないで観た『オブリビオン』は結構楽しめた。

無機質で機能的な住居や、細部にこだわったデザインのパトロール機や

アクションは見応えがあった。

最後のストーリーの詰めがちょっと甘いのは歪めないが、

何も考えずに観るには、最高の映画だ。

予備知識がないほうが楽しめるので

面白いも、つまらないも今回は批評はなしということで、
悪しからず(´∀`)

おすすめ!☆☆☆☆




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