2013年11月01日

なぜ誰も止めなかったのか? 松本人志 『R100』レビュー

『R100』
製作年 2013年
製作国 日本
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 100分

上映方式 2D

<スタッフ>
監督 松本人志
プロデューサー 竹本夏絵、小西啓介
共同プロデューサー 奥山和由
製作総指揮 白岩久弥

<キャスト>
大森南朋
大地真央
寺島しのぶ
片桐はいり
冨永愛
前田吟
渡部篤
YOU

レビュー:金返せ!(`Д´) !


松本人志監督作品  『R100』があっと言う間に
打ち切りになるというので、最終日の
朝8時半上映の回に観に行った。

観客はオイラを含めて二人( ̄ε ̄)

オイラは、最近、色んな事がありすぎて
精神的に落ち込んでいたが、
松本人志最新作大コケとか
散々、ネットで叩かれているので
見ない訳にはいかない。

でも、上映開始20分でメチャクチャ後悔した。

精神的に落ち込んでいるのに
朝の8時半から、ワザワザ観る映画じゃないよ。

なんだこれは?
不条理ではあるが、ただ、ただ、不気味で気持ち悪い。

コメディーでは、もちろんないし
人間の心の闇を表現しているにしては
あまりにも稚拙だし、吐き気をするほど
つまらなく、意図も不明なストーリーが延々と続く。

テーマがSMとはハッキリわかるが
SMプレイを延々と朝の8時半から見せられるのは
正直つらい(@_@;)

この映画を観ること自体がSMプレイなのか!?ヾ( ̄o ̄;)オイオイ

松本監督は、なにやらメタファーらしきものを
散りばめているつもりかも知れないが
そんなものは、もはやどうでもよく
ただ、ただ、下劣で不気味で
凶悪につまらない映画は
まさに拷問であった(>_<)

もう、ツッコミを入れる気力もない。

久々に『金返せ!』と言いたくなる映画だった。

オイ!!誰か止めてやれよ!
大金を掛けて、映画撮らせた奴らに呆れるよ。

いくら、ネームバリューで集客はできたとしても
もっと、ましな映画撮れる奴は、その辺に
ゴロゴロいるだろう!


しかし、ひとつ( ̄ー ̄)ニヤリとしたシーンがあった。

それは、映画の途中で、突然、このとてつもなく
つまらない話は、実は100歳の大監督の最後の作品で
それを映画の試写室で観ているという設定になるのだ(;´д`)トホホ…

その試写会の途中で評論家たちが
『あ〜無理。なんだよ、この映画』と
散々こき下ろすシーンがある。

まさに、リアルでこの映画を観ている観客の気持ちを
そのまま、映画の中で代弁しているではないか( ´⊿`)y-~~

しかも、評論家たちの批判に
助監督の男が
『それは監督の意図は◯◯でして』
とか、映画の中で言い訳しているではないか。

なに?それ?
自分の映画の中で、言い訳するな!

しかし、
あ〜これの映画自体が、ドM松本監督の
観客と制作会社を巻き込んだ
壮大なSMプレイなのだなと
思わず( ̄ー ̄)ニヤリ

つーか、俺の貴重な時間と金返せ!! ヽ(`Д´)ノ


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