2010年11月22日

さがみはらフェスタ『虎舞竜ライブ』

全国19番目の政令指定都市となった相模原市の記念イベント
「潤水都市さがみはらフェスタ」に行った。

イベントは11月20日(土)・21日(日)で最終日の『虎舞竜ライブ』観た。

高橋ショージ率いる『虎舞竜』と言えば、あの名曲『ロード』を思い出すが

ハッキリいって『ロード』〜『ロード第三章』くらいしか聞いた事がなかった。

高橋ショージも最近では、完全にタレント化して、ちょっと面白い

”元ロッカー”ぐらいの認識しかなかった。

が、

下は2歳児から上は90歳ほどのあまりにも幅広い客(と言っても無料のイベントの客)を相手に熱いロック魂を見せつけた。

高橋ショージ自身も『こんな幅広い客層の前でライブやるのは初めて』と笑わせていたが、

ライブの最後には、『虎舞竜』知らない世代も楽しませる手法は、お見事!!

オーブニングにビートルズのカバー2曲演奏したんだけど、

年配の客と小学生は、目が点(・・)状態だったのに、

最後は大盛り上がりだった。

当たり前だけど、高橋ショージ率いる『虎舞竜』はプロフェッショナルなエンターティナーだった。

久々に聞いた『ロード』も、日本のロックの名曲だと改めて感じた。




ライブの後は、花火大会。冬の花火もいいね(^з^)-☆!!


ザ・ロード
ザ・ロード
  

Posted by アイスH at 09:52Comments(0)日記

2010年11月14日

『メッセージ そして、愛が残る』レビュー

『メッセージ そして、愛が残る』
原題: Afterwards
監督: ジル・ブルドス
製作国: 2008年ドイツ・フランス・カナダ合作映画
上映時間: 107分
カテゴリー:ドラマ
脚本: ジル・ブルドス、ミシェル・スピノザ
原作: ギヨーム・ミュッソ
撮影: リー・ピンビン
映倫区分: PG12
キャスト:
ロマン・デュリス、ジョン・マルコビッチ、エバンジェリン・リリー、リース・トンプソン

レビュー(☆☆☆☆)

人は必ず死ぬ。

それは、誰もが知っている。

老人や病人でもない限り、皆そんなことは忘れて毎日を生きている。

まるで、永遠に生きていけるかのように、いつか死ぬなんて思いもよらない。

しかし、もう一度言う。あなたは、必ず死ぬ。

それは、明日かもしれないし、数十年後かもしれないが。。。。



一枚の古いモノクロの写真がある。

その写真には、生まれたばかりの赤ん坊を抱く母親が写っている。

二人とも、もうこの世にはいない。

一人は、オイラの母親で、赤ん坊は生まれて、数時間で死んだオイラの兄だ。

オヤジは、生まれてすぐに死んだ長男の亡骸を小さな棺桶に入れて

火葬場に運んで火葬し、冷たい冬の雨の中、叔父と二人で埋葬した。

その叔父もオヤジも、もうこの世にはいない。




『メッセージ そして、愛が残る』を観て、息子が生まれた頃をふと思い出した。

人の親になって初めて、オヤジとオフクロの痛みを実感したのだ。

しかし、それは想像でしかない。

昔、オヤジが酒に酔って話した、冬の雨の中の

たった二人だけの葬式の事を思うと、なんとも切ない気持ちになった。




映画『メッセージ そして、愛が残る』(原題: Afterwards)は、

死にまつわる物語だ。

NYの法律事務所に勤める敏腕弁護士のネイサンは、生後数ヶ月の息子を亡くし、

そのショックから立ち直れず、自分を責め、妻と離婚した。

ある日、人の死を予見する力を持つ名優ジョン・マルコヴィッチ演じる医師のケイが

ネイサンに"あるメッセージ"を伝えにくる。

この映画は、死をテーマに、「生きること」を問うっている。

それが大仕掛けではなく、静謐(せいひつ)で謎があり、一貫したテーマある。そこが素晴らしい。



死には意味がない。例え、それがどんな死に方であってもだ。

ただ、生が終わるだけだ。

死ぬまでの、生が重要なのだ。

どんなふうに生き、どんなふうに生を終えたのか?

例え、それが生まれてから、たった数時間しか生きられなかった場合でもだ。

生きている者に、何か大切なメッセージを残したのかもしれない。

もちろん、それがどんなものなのかは、オイラには解らない。

でも、この映画には、その答えが隠されている。



もう、この世にはいない彼らは、生きている者に大切なメッセージを残している。

あなたの大切な人はどんな人でした?

勇敢な人でした?楽しい人でした?

いつも心配ばかりしていました?

ズルい事や、嘘もつきました?

冗談を言って、みんなを笑わせた?

そして、あなた自身は生きているうちに、どんなメッセージを残すのか?

もし、あと少ししか生きれないとしたら、どんなふうに生きるのか?

時には、そんな事を真剣に考えてみるような映画がある。

『メッセージ そして、愛が残る』は、そういう種類の映画だ。

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Posted by アイスH at 13:00Comments(0)☆☆☆☆レビュー

2010年11月14日

『ナイト&デイ』レビュー

『ナイト&デイ』
原題: Knight and Day
製作国: 2010年アメリカ映画
カテゴリー:アクション・コメディ
上映時間: 109分
監督: ジェームズ・マンゴールド
キャスト:
トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ピーター・サースガード、ジョルディ・モリャ、ビオラ・デイビス、
ポール・ダノ、フォルク・ヘンシャル、マーク・ブルカス、レニー・ロフティン、マギー・グレイス

レビュー(☆☆)

この映画は良くも悪くも、トム・クルーズの映画だ。

別の言い方をするならトム・クルーズ以外のキャスティングでは、

成り立たない映画だろう。

「ソルト」主演のオファーを蹴って、この作品をトム・クルーズ選んだ理由が納得した。

「ソルト」は、アンジェリーナ・ジョリーがやって正解だった。



『ナイト&デイ』で、トム・クルーズ演じる凄腕のスパイの行動は、

荒唐無稽な展開ながら、トムの余裕の笑顔でどんな危機も乗り越え、

マンガチックで、一言で言うなら「ルパン3世」実写版って感じの映画だ。

キャメロン・ディアスもちょっと年を食ったが、この作品のヒロインにはピッタリの

役柄で最高にかわいい。

何も考えず楽しめる、デートムービーとしては、最高の映画だが、

残念ながらオイラは、少し気分が沈んだ日に1人でレイトショーで観た。

でも、映画を見終わったら、凹んだ気分が少し上昇icon14face02

よーござんす(・∀・)b


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Posted by アイスH at 11:40映画レビュー