2009年12月25日

『アバター』レビュー

『 アバター』
製作年 2009(アメリカ)162分
カテゴリー:SF
監督・脚本・製作総指揮: ジェームズ・キャメロン
キャスト: サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーバー/ スティーヴン・ラング、他
レビュー(☆☆☆☆☆)

『タイタニック』以来12年振りのジェームズ・キャメロン監督最新作
『アバター(原題:AVATAR)』をMOVIX橋本のメンズデイ1000円で観た。

 今回は時間が合わなかったため2D版を観たが、構想に14年、

製作に4年を費やしたこの映像は革命的で圧倒的に美しい。

まさに誰も観た事がない光景に圧倒された。

(松本人志監督が映画『しんぼる』で誰も観た事がない映画を撮るとか撮ったとか、
息巻いていたが、誰も観た事がない映像とはこういう映像の事を言うんだよ!余談ですが。。。)


 ストーリー的には、惑星パンドラの生物・ナヴィの部族に受け入れられたアバターが、

ナヴィの少女ネイティリと出会い彼女から色々なことを教わり

成長するという中盤までは、壮大で幻想的な映像に目を奪われるが、

やがてナヴィと恋におちる当たりからストーリーは一気に通俗的な様相になり、

後半の人類とナヴィの戦いの当たりは、なんか陳腐な話になってきて、

ちょっと残念な気分になってしまった ( ̄‥ ̄) = =3


個人的にこの手のストーリーは、スターウォーズとかで散々使い古された話なんで、

『もういいっす』って感じで、別の切り口のSF映画を期待していたが、

中盤まではストーリーもアイデアも映像も最高だった分、

『やっぱりここが落とし処かあface09』と、ちょっと期待外れな感じがした。face03


5光年先の惑星にまで行ける未来になっても、”会社の利益”とか

”株主の利益が・・・”とか言ってないような気がするが、

個人的に気に入らない後半部を差し引いても、有り余る素晴らしさと

独創性を持った革命的な映像を、劇場の巨大なスクリーンで見るべきだ。

家のTVでみたら面白さはマイナス50%だよface15

次は子供と一緒に、今度は3D(吹き替え版)を観に行きます。

でも、いいよね〜。今の子供はこんな凄い映像を3Dで観ることができてface10

『アバター』3D日本語吹き替え版レビューはコチラから





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