2011年02月25日

『グリーホーネット』レビュー

『グリーホーネット』
原題:The Green Hornet
製作国: 2010年アメリカ
上映時間: 125分
カテゴリー:SFアドベンチャー
監督:ミシェル・ゴンドリー
製作:ニール・モリッツ
脚本:セス・ローゲン
映倫区分: G
上映方式:3D
キャスト:ジセス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、クリストフ・ワルツ

レビュー(☆)

”予告編が全ての映画”っていうのがある。

観る前から判っていたが、『グリーンホーネット』は

期待を裏切らない”予告編が全ての映画”だった(笑)


でも、なぜそれが判ってワザワザ映画館まで観に行ったかというと、
『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』の、
ミシェル・ゴンドリー監督がメジャースタジオ制作で
ヒーローもののアクションムービーを撮るっていうのに惹かたからだ。

『恋愛睡眠のすすめ』は、マイナーだけどキュートで
せつない隠れた名作だと思う。


肝心の『グリーンホーネット』はというと、
予想通り見事に中身ない映画だった。

大体3Dで撮る必然性のない映画だし、見せ場は予告編の
格闘シーンだけだったような気がする。

『グリーンホーネット』は、昔のアメリカのテレビドラマリメイク。

TV版はブルース・リーが助手のカトー役をやっていたのを、
子供頃に再放送で見たことがあるが、そんな凄いヒーローではない。

スパイダーマンのような特殊能力を持っているわけでもなく、
バットマンのような最新テクノロジーを駆使したスーパーウエーポンを
持っているわけでもない。

ある程度の武器やカスタムカーは持っているが、
全て助手のカトー手作りというショボさ(^_^;)

ただの金持ちのドラ息子が、親父に遺産を使って悪党を退治する話だ。
まあ、どこの世界でも親父が凄過ぎると二代目は、大抵バカ息子だが( ̄▽ ̄)


それにバットマンのような暗い過去や悪党を倒すための
モチベーションがあるわけではない。
ヒーローになるような必然性が全くないのだ。

しかも、悪党っていうには、田舎のヤクザ程度のショボい奴( T_T)\(^-^ )


DVDを借りて観るには充分楽しめるが、
忙しいのにわざわざ映画館に見に行く映画じゃないね。

もう、劇場公開は打ち切られたけど( ̄ε ̄)

デートムービーの決定版だ(⌒▽⌒)

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映画批評(やや辛口)
   
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Posted by アイスH at 17:23 │映画レビュー